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このコーナーは静岡の観光、文化活動、都市整備、再開発、都市の光と闇
歴史等を経済人類学的に研究し、本来、人にとって自由な都市空間を取り戻す
ためにどうすればいいかを呉六青年部と共に考える場にしようと思います。
経済人類学とは?
ハンガリーブタペストが始まりとされる経済人類学は都市論から包括的な人間論を網羅しうる学問として80年代末に当時の明治大学教授栗本慎一郎氏がニューアカデミズムの中展開した学問です。
当時の理論を参考にフィールドワークをかねて実践していきます。 文/山本次郎 蒲菊本店

■第二回 アムステルダム 路面電車先進都市


  オランダのアムステルダムに行ってきました。
 路面電車が市内を網羅しているこの街は、観光、ショッピングにたいへん便利でした。


  まずは24時間有効のチケットを車掌さんから購入してアクセスが楽なセントラルステーション(中央駅)から宿まで利用しました。以前は自己申告制だったのでワンマンでしたが、最近は厳しくなってチケット、定期を後部の車掌口で表示してからの乗車となります。


  翌日は商店街、他の観光スポットへと一日に6〜7回利用してずいぶんと便利に過ごせたと思います。交通費も安く感じました。


  写真でもわかるように、ベビーカー、路面電車、自動車が一見混沌としているように見えますが、商店街に電車が走っても交通渋滞なく、共存できます。


  店から店への移動にも役に立つので、丁度デパートのエレベーターが横に走っているような感覚で利用していました。


  静岡の市街地にもしこの交通システムが導入されたら、駅北と駅南や循環線などがあると便利に市内を動けます。


  さらに清水まで現行の静岡鉄道で連結して、三保、清水港などの観光にも、利用できるから、静岡に初めて来た観光客の方々にも役に立つのではないかと思います。


  静岡の街にもあったらいいのにという思いが、旅行中にありました。
路面電車が復活して今度は呉服町にも走って市民の足として利用できるように何かできることから支援していきたいです。


2007.11




【バックナンバー】
第一回 成功した再開発 長浜市 黒壁スクエアを訪ねて

※クリックで拡大写真が開きます


王宮前の広場を横断しているトラム


開店前の商店街


高い天井の車内 乗り心地がいい


車との共存が出来る


商店街を走るトラム、ベビーカーも
安全に電車の横を歩いている


 

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